特産品作りへ協議会 南砺・利賀、地元食材生かす

富山県南砺市利賀地域の有志が新たな特産品作りのための団体、利賀地域山村活性化協議会(野原宏史会長)を設立した。2024年度までに山菜など地元食材を生かした商品6品を考案する。6日は同市利賀村坂上のスターフォレスト利賀で試作会を開いた。

協議会は観光関係者や地元の女性が中心となり、昨年12月に発足。15人でつくり、食文化の継承や地域活性化を目指す。

ウドやクグミを具にした「五箇山おやき」や利賀のコメで作る五平餅、真空パックにして冷凍保存した山菜の商品化を計画している。完成した品から順次販売を始める。農林水産省の補助事業に採択されており、郷土料理を味わう3世代交流会も開く。

試作会は会員10人が参加し、五平餅などを作った。協議会員の齊藤嘉久市商工会利賀村事務所長は「郷土の味を世代を超えて伝承し、地域を元気にしたい」と話している。

 

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引用元:特産品作りへ協議会 南砺・利賀、地元食材生かす(北日本新聞) - Yahoo!ニュース