脇谷の栃の木(わきだにのとちのき)

国指定/天然記念物
「脇谷の栃の木(わきだにのとちのき)」は、国指定を受けている全国でも数少ない栃の木で、樹齢約800年の大木です。
幹回りは11.89メートル、樹高は20メートルにも及びます。
また、地表から6メートルの高さまで、幹の内側は空洞になっています。
上部は2本の太い幹に分かれていましたが、昭和56年(1981年)の豪雪の際に、幹が折れてしまいました。
一般的にトチノキは老樹になると幹にコブができるものですが、この木にはそういった特徴は見られず、比較的滑らかであることが特徴です。